※ 第46号 (2021年3月1日発行) 目次
論 文
◇Cape Cod――ソローがコッド岬の住民にそそぐ眼差し 西 田 梨 紗
◇『ヴィシュヌ・シャルマのヒトーパデーシャ』
(『ピルパイの動物寓話』)――自然を表現する文学 土 井 由 未 子
シンポジウム 「ソロー、壁、公園、テクノロジー」
◇テクノロジーとフロンティア―― “Walking” の沼 元 山 千 歳
◇ “Walking” に読むソローの反帝国主義 竹 内 美 佳 子
◇ “Walking” に「公園 (parks)」はあるのか?
――ソローの想像力における “the wild vs.the tamed” 松 永 京 子
◇ “Walking” から未踏の地へ踏み出す 松 島 欣 哉
講 演
◇「自然」から「環境」へ――ワーズワスのエコロジー的展開 小 口 一 郎
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書 評
◇佐藤光重『「ウォールデン」入門講義』 山 口 敬 雄
◇下河辺美知子監修、日比野啓、舌津智之、
◇巽孝之編著『アメリカン・マインドの音声――文学・外傷・身体』 竹 内 勝 徳
◇高橋綾子著『ゲーリー・スナイダーを読む――場所・神話・生態』 上 岡 克 己
◇巽孝之著『パラノイドの帝国――アメリカ文学精神史講義』 高 橋 勤
◇テリー・テンペスト・ウィリアムス著『大地の時間 アメリカの国立公園、わが心の地形図』
(伊藤詔子、岩政伸治、佐藤光重訳) 小 倉 いずみ
◇吉増剛造、フォレスト・ガンダー、堀内正規著『裸のcommonを横切って――エマソンへの
日米の詩人の応答』 藤 田 佳 子
◇伊藤詔子、一谷智子、松永京子編著『トランスパシフィク・エコクリティシズム
――物語る海、響き合う言葉』 熊 本 早 苗
◇吉川朗子、川津雅江編著『トランスアトランティック・エコロジー――ロマン主義を語り直す』
古 屋 耕 平
随 想
◇ソローの問いかけとその回答 小 野 和 人