機関誌、刊行物
日本ソロー学会出版図書所収論文
1999年9月30日
The Thoreau
Society of Japan(Hirotsugu Inoue, Editor in Chief)
Studies in Henry David Thoreau. (Rokko Publishing)
Nishimura, Masami. “Thoreau’s Sense
of Native Soil.” 3-11.
Kamioka, Katsumi. “Thoreau’s Real
Sense of Place in Walden.” 12-21.
Kameda, Mieko.
“H. D. Thoreau’s Humanization of Nature: Meta-morphosis.” 22-29.
Itoh, Shoko. “A Study of Cape Cod: From Wilderness to Wasteland.”
30-42
Ono, Makiko. “Some Notes on ‘Unusual
Experiences’ in Walden.” 43-52.
Okuda, Johichi. “A Significance of
Seasonal Terms in Thoreau.” 53-65.
Ono, Kazuto. “‘A Living Way’ in Thoreau’s Poem ‘Old Marlborough Road.’”
66-75.
Iida, Ichiro. “Thoreau and the Indian: Savagism and Wilderness vs.
Civilization.” 76-86.
Ono, Michiko. “Thoreau and Art.”
87-104.
Fujita, Yoshiko. “Death in Cape Cod.” 105-15.
Ogata, Toshihiko. “East and West in
the Case of H. D. Thoreau.” 116-25.
Miwa, Hisae. “A Study on Thoreau’s
Translation, ‘The Preaching of Buddha.’”
126-37.
Nakata, Yuji. “Steinbeck and
Thoreau: or ‘Parallels must be related.’” 138-44.
Yorifuji, Michio. “On the Relation
between Man and Nature in Faulkner and Thoreau.”
145-57.
Murakami, Hiromi. “Comparative
Studies on Thoreau and Rousseau
— Their Ideas on the Benefit of
Walking —.” 158-67.
Matsushima, Kin’ya. “A Restoration
of Faith in Nature: Thoreau’s
Assimilation of Sartor Resartus into Walden.”
168-76.
Tsunemoto, Hiroshi. “A Female
Thoreau in Florida.” 177-82.
Motoyama, Chitoshi. “Thoreau in an
Ethnic Perspective: Reading
Japanese American Nature Writing.”
183-95.
Inoue, Hirotsugu. “Thoreau’s House and Huckleberry’s Raft.” 196-203.
Saito, Noboru. “The Poet called a
Japanese Thoreau.” 204-10.
Anzai, Yoshimi. “A Brief History of
the Thoreau Society of Japan.”
Tr. Michiko Ono. 211-19.
“A List of Paper
Readings and Lectures at the General Meetings of the
Thoreau Society.”
220-29.
“A List of Papers Published in the Thoreau
Society’s Bulletins.” 230-40.
2004年5月21日
日本ソロー学会編(上岡克己 編集委員長)
『新たな夜明け 『ウォールデン』出版150年記念論集』(金星堂)
稲本 正 「環境問題におけるソローの現代的意味――漱石との比較を踏まえて」2-17.
山本 晶 「英語版『ウォールデン』4点をみる」18-31.毛利 律子 「ユリイカ!ソローの小屋跡発見!――ローランド・ロビンズの功績」32-49.
佐藤 光重 「眺めのいい小屋――「エコノミー」試論」52-62.
山田 久美 「ソローと「蟻の戦争」」63-74.
上岡 克己 「歪められた風景を修復する――『ウォールデン』の環境思想」75-84.
伊藤 詔子 「地図と反地図――測量技師ソローと沼地のポリティックス」 85-98.
小野 和人 「ソローと宇宙」100-12.
常本 浩 「ソローとディズマル・スワンプ」113-27.
高橋 勤 「ソローにおける身体の論理」128-40.
小野 美知子 「早春の諸相――ソローが見ていたもの」141-52.
松島 欣哉 「「クタードン」試論――文学空間としてのアメリカ原生自然」154-65.
塩田 弘 「『コッド岬』の視覚像――中間地帯としての風景」166-75.
中垣 恒太郎 「『コッド岬』と浜辺――アメリカ旅行文学におけるソロー」 176-87.
井上 博嗣 「ソローとフロスト――自然観と人間観をめぐって」190-200.
西村 正己 「ソローとカポーティ――ある読者の反応」201-10.
依藤 道夫 「ソローとフォークナーにおける自然と人権」211-28.
竹島 達也 「ソローと現代アメリカ演劇――『ソローが牢獄で過ごした一夜』を中心に」229-39.
奥田 穣一 「宮沢賢治とヘンリー・ソロー」242-51.
齊藤 昇 「ソローと木葉童子」252-62.
上岡 克己 「日本におけるソロー受容史――年表」263-68.
長島 良久 「ヘンリー・D・ソロー著作邦訳書誌(1909-2004)」269-82.
2012年10月1日
小倉いずみ 編集代表
『ソローとアメリカ精神 ―― 米文学の源流を求めて
―ヘンリー・ソロー没後150周年記念論集』(金星堂)
日本学術振興会科学研究費補助金研究成果公開促進費学術図書 課題番号:245042)
佐藤 光重 「農場は舞台――「マメ畑」、「ベーカー農場」における建国史の寓話」3-17.
竹内 美佳子 「ソローの瞑想的パストラル――『コンコード川とメリマック川の一週間』」18-29.
中垣 恒太郎 「旅行文学としての『コンコード川とメリマック川の一週間』」 30-44.
岩政 伸治 「テリー・テンペスト・ウィリアムスが示したソローのレトリック」45-60.
上岡 克己 「ソローとウィルダネス――『メインの森』再考」61-76.小澤 奈美恵 「『メインの森』のペノブスコット族――ソローが描かなかったもの」77-90.
山田 久美 「異邦人のまなざし――ソローのカナダ紀行」91-104.
小野 和人 「非日常空間としての夜――作品『月』について」105-21.
山本 洋平 「明白ならざる運命――『ウォールデン』における動物表象」 125-41.
山口 敬雄 「帰化する種子――ThoreauのCape Codと移民」142-55.
深瀬 有希子 「コンコードの「空飛ぶアフリカ人」――所有と継承をめぐる問題」156-68.
高橋 勤 「『ウォールデン』における奴隷制表象――「より高い法則」をめぐって」169-84.
伊藤 詔子 「〈ブラック・ウォールデン〉とソローの8月1日――3.11
後に“Paradise (To Be) Regained”を読む」185-202.
藤田 佳子 「ソローからミューアへ――自然の感覚における継承と変容」 203-18.
佐久間 みかよ「エマソンのネットワーキングとソロー」221-36.
小倉 いずみ 「エマソンとソローにおける言語と象形文字」237-55.
堀内 正規 「エマソンの〈自然〉――岩田慶治の〈アニミズム〉の視点
から」256-68.
髙梨 良夫 「運命、本能、力――エマソンの後期思想の考察――」269-83.
松島 欣哉 「十九世紀アメリカの国民文学意識と超絶主義者たち」287-303.
井上 博嗣 「ソローとホーソーンの文学的交流」304-15.
小野 美知子 「ルイザ・メイ・オルコットのソロー観」316-29.
白川 恵子 「奴隷的不服従――ルイザ・メイ・オルコットのセンセーシ
ョナル・スリラーにおける抵抗と復讐」330-45.